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大嘗祭と新嘗祭や神嘗祭の違いは?儀式内容や場所日程いつ?

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こんにちは、サトミです!

2019年10月22日に即位礼正殿の儀が行われ、天皇陛下の即位が国内外に宣言されました!

テレビでも各局で生中継されて儀式の様子を見ることができましたね。

国内外からの多くの参列者の方々や皇居の前にも多くの人たちが集まり、改めて新しい時代になったと感じましたね。

天皇陛下即位に伴う主な儀式というのは即位礼正殿の儀だけではなくて、この後も年内の12月まで続きます。

その中でも大事なイベントがこれから行われる大嘗祭なんです!

ニュースでも大嘗祭という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

そこで今回は「大嘗祭と新嘗祭や神嘗祭の違いは?儀式内容や場所日程いつ?」と題して、大嘗祭、新嘗祭、神嘗祭の違いや儀式内容、場所と祭祀の日程はいつになるのかまとめていきたいと思います。

大嘗祭とは?

一般的には大嘗祭(だいじょうさい)と読みますが、他にも(おおにえまつり、おおなめまつり)とも読まれています。

この大嘗祭は、新しい天皇が即位して初めて行う大規模な新嘗祭(にいなめさい)のことを言います。

新嘗祭は毎年行われていますが、大嘗祭は一生に一度行うものなので儀式が複雑で時間やお金もかかっていたりします。

大嘗祭を行う時期は、即位の時期が7月までならその年に、8月以降なら翌年に行います。

今回、新天皇が即位したのは5月なので2019年中に大嘗祭が行われるということですね!

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新嘗祭とは?

新嘗祭の読み方は他にも(にいなめのまつり、しんじょうさい)とも読まれたりしますが、一般的には(にいなめさい)と読みます。

毎年、11月23日の勤労感謝の日に行われていて、五穀豊穣や国家、国民の安寧を祈り、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を始めとする神様に新穀をお供えして自然の恵みに感謝をする祭です。

新嘗祭の「新」は新穀(初穂)を意味し、「嘗」はご馳走を意味しています。

お米をはじめとする穀物を神々に献上した後は、日本神話では天照大御神の子孫とされる天皇陛下自身も召し上がることで新たなる力を得て、次の年の豊穣を約束します。

日本はもともと稲作を中心とした農業が盛んな国ですよね。

秋は収穫の季節なので、地元の神社などでも収穫祭として秋のお祭りが行われているんですね!

新嘗祭は皇居の中にある宮中三殿の近くにある神嘉殿(かしんでん)にて執り行われます。

宮中三殿とは、神道の神を祀っている賢所(かしこどころ、けんしょ)、皇霊殿(こうれいでん)、神殿(しんでん)の総称になります。

今では新嘗祭が行われる11月23日は勤労感謝の日として祝日となっていますが、明治6年(1873年)から昭和22年(1947年)までは「新嘗祭」という名前で祝日でした。

第二次世界大戦後はアメリカのGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)によって「新嘗祭」では国家神道の色が強いと危険視され、別の名前にするように促されたことから現在の勤労感謝の日という祝日の名前になります。

なぜ、勤労感謝の日に新嘗祭を行うのかという理由はこういった事だったんですね!


大嘗祭で執り行われる儀式

大嘗祭の準備のようなもので時間をかけて儀式が行われます。

斎田点定(さいでんてんてい)の儀

大嘗祭の中心儀式である「大嘗宮の儀」で神々に供えるお米の産地を決める儀式です。

初穂であるお米を育てる田んぼのことを斎田といいます。

「亀卜(きぼく)」と呼ばれる日本古来の占いをするのですが、アオウミガメの甲羅を火で炙り、水をかけて甲羅にできたひびの入り具合で産地を決めます。

都道府県を東の「悠紀(ゆき)地方」、西の「主基(すき)地方」に分けて、それぞれから一つずつの田んぼが占いで選ばれます。

皇居の宮中三殿の神殿前で宮中祭祀をつかさどる掌典(しょうてん)職らが、木箱を持ち、斎舎と呼ばれる施設の中で亀卜を行います。

現在ワシントン条約でアオウミガメの甲羅の輸入は禁止されているため、亀卜で使用する甲羅は国内でアオウミガメの捕獲が認められている東京の小笠原から調達しています。

斎田抜穂(さいでんぬいぼ)の儀

斎田点定の儀で決まった悠紀地方、主基地方で育てられたお米を収穫する儀式です。

天皇陛下から派遣された「抜穂使(ぬきほし)」とよばれる神職が、祝詞(のりと)を読み上げたあと、斎田の持ち主「大田主(おおたぬし)」などが古代の作業着を身にまとい、稲の収穫作業を行います。

大嘗祭前一日鎮魂(だいじょうさいぜんいちじつみたましずめ)の儀

大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀の前日に行われる儀式です。

天皇、皇后、皇太子、皇太子妃について、魂を身体に安定させてその活力を振いおこし長寿を祈ることになります。

2019年11月13日(水)に行われることが決定しています。

大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀

大嘗祭の為だけに宮殿が作られるのですが、それを大嘗宮といい皇居の東御苑に設置されます。

大嘗祭の中心的儀式で、夕方から翌日の夜明け前まで斎田抜穂の儀で収穫した新穀を神々に供えて天皇陛下が世の安寧や五穀豊穣などを祈ります。

2019年11月14日(木) 悠紀殿供饌の儀、11月15日(金) 主基殿供饌の儀が行われることが決定しています。

大饗(だいきょう)の儀

皇居の宮殿で行われ、大嘗宮の儀で神々に供えられた米や酒などを天皇陛下と皇族方、国民の代表として参列した人々が酒食を共にする儀式です。

2019年11月16日(土)と18日(月)に行われることが決定しています。

神嘗祭とは?

神嘗祭(かんなめさい)と読みますが、他にも(なんなめのまつり、かんにえのまつり)とも読まれたりします。

新嘗祭と同じく天照大御神を始めとする神様に新穀をお供えして感謝する祭です。

宮中と天照大御神を祀っている伊勢神宮で行われるのですが、神嘗祭では皇居で天皇陛下が自らお作りになった初穂を伊勢神宮に捧げられ、当日は伊勢神宮をご遙拝されます。

新嘗祭より一ヶ月前の10月17日に行われるのが恒例です。

この日は伊勢神宮の正月とも言われていて、装束や祭の器具が一新されるのも特徴がありますね。

伊勢神宮の祭は決まりがあって、外宮から内宮の順番で行われ、神嘗祭は外宮で10月15~16日、内宮で16~17日の日にちとなっています。

神嘗祭は神に供えるだけですが、新嘗祭は神に供え、自らも食すというところが少し違いますね。

神嘗祭は10月17日、新嘗祭は11月23日に行われるということで、間が約一ヶ月間開いています。

それは稲刈りが全国的に終わっていると思われる時期だからだそうです。

神嘗祭で収穫を祝い、日本の国民全員にその年の新米が行き渡ったと思われる一ヶ月後の新嘗祭でようやく天皇陛下が新米を口にされるということなんですね。

新嘗祭と大嘗祭の違いは?

神嘗祭と新嘗祭で違いがありましたが、新嘗祭と大嘗祭でも違いがあります。

場所

新嘗祭は宮中三殿の神嘉殿で行われますが、大嘗祭は大嘗宮と呼ばれる大嘗祭のために作られた祭場で行います。

大嘗宮は平屋の木造建築で、初穂となるお米を収める悠紀殿(ゆきでん)と主基殿(すきでん)をはじめとする約30棟の殿舎があります。

最高高さ約9m、総延床面積約2,600m2となり、皇居・東御苑に三ヶ月で造営し大嘗祭後の2019年11月21日(木)~12月8日(日)には、大嘗宮の一般参観が行われます。

一般参観が行われたその後は解体され撤去されます。

古来は5日間では造営していたと言いますが、現代では大嘗宮の規模の違いから約三ヶ月ほど期間が必要だといわれていますね。

初穂

新嘗祭では「皇室献上米」として、毎年自治体の厳正な審査で選ばれた農家が、自分の田んぼの一部を献穀斎田(けんこくさいでん)としてお米を栽培します。

皇室献上米はスーパーなどでは販売されることはなく、インターネット通販で販売していることが多いです。

約1アール(100平方メートル)でしか栽培しないため、とても希少価値が高く、幻のお米という存在になっています!

一方で、大嘗祭は亀卜(きぼく)という占いを使い、「悠紀(ゆき)地方」、「主基(すき)地方」から初穂を栽培する田んぼをそれぞれ一つずつ選びます。

過去の大嘗祭の新米の産地は以下の通りです。

明治天皇(1871年) 甲斐国(山梨県)、安房国(千葉県)

大正天皇(1915年) 愛知県、香川県

昭和天皇(1928年) 滋賀県、福岡県

上皇陛下(1990年) 秋田県、大分県

天皇陛下(2019年) 栃木県、京都府

平成の大嘗祭では秋田県の「あきたこまち」が選ばれ、これをきっかけに全国的に「あきたこまち」の名前が広まりました。

今では一般的に食べていますが、選ばれると一気に注目度が高まりますね!

日程

新嘗祭の日程は毎年11月23日と決まっていますが、大嘗祭は11月の2回目の「卯(う)の日」に行われることが多いです。

「卯の日」というのは、明治6年(1873年)までは太陽太陰暦が用いられていたため、十二支で年だけでなく月と日にも割り当てられていました。

2019年11月の「卯の日」は11月2日、14日、26日となっていて、2回目は14日なので、今回はこの日に大嘗祭が行われることが決まったのですね。

まとめ

今回は「大嘗祭と新嘗祭や神嘗祭の違いは?儀式内容や場所日程いつ?」と題して、大嘗祭、新嘗祭、神嘗祭の違いや儀式内容、場所と祭祀の日程はいつになるのかをまとめさせていただきました。

大嘗祭、新嘗祭、神嘗祭と見てきましたが、天照大御神を始めとする神様に新穀をお供えして感謝する祭ということですが、それぞれちょっとした違いがありましたね!

儀式が行われるのは夕方から翌日の夜明け前までということで、身体的に厳しそうですよね。

お米をはじめ食物が食べれるということは、ありがたいことです。

これからも自然の恵みに感謝していただきましょう!

それでは今回はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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