こんにちは、サトミです!
秋といえばぶどう狩りや栗拾いなど、いろんな味覚狩りが楽しめる季節ですね♪
その中で秋の味覚狩りでも、難易度が高いとされているのが松茸狩り!
松茸はスーパーで見かけても値段が高くてなかなか手が出せませんが、松茸狩りをするからにはたくさん採って持ち帰りたいですよね!
そこで今回は「松茸の探し方コツやポイントは?見つからない理由や服装の注意点も!」と題して、松茸狩りでの探し方のコツやポイント、松茸が見つからない理由や松茸山へ行くときの服装の注意点をまとめていきたいと思います。
松茸の探し方のポイント
松茸狩りは松茸が生えている可能性がある山に入山料を払って、自然に生えている天然の松茸を自分で探して採ることを言います。
○○狩りと聞くと、ぶどう狩りやりんご狩りのように人工的にできた場所で取るように思いますが、松茸狩りは全く違いますね!
松茸狩りのシーズンは、9月下旬~11月中旬ごろまでです。
それでは、松茸の探し方のポイントをいくつかご紹介しますね!
- 西日が当たる場所か南西から日が当たる場所(北西方向には松茸が生えない傾向がある)
- 松の直径が30〜40cmぐらいの赤松がある場所
- 樹齢25年くらいの赤松の木の根元
- 榊のような葉が地面を覆ってない場所
- ヒノキや杉の木がない場所
- 雑木林は地面に日が当たらないので避ける(カブトムシやクワガタが集まるコナラやクヌギ、ヤナギの木がないほうがいい)
- 赤松に対して1対1で小枝の木がある場所
- 赤松の周りに松茸もでるが、小枝の下の方が長くて太いのが採れる時もある
- シロが荒れるので靴で絶対に踏まない
- 地面が硬く砂利のようになっている場所(花崗岩が細かくなった所)
- 風通しが良く、水はけが良い場所
シロというのは、松茸の本体である菌糸と赤松の根が一緒になった塊ですね。
地面の下で輪っかのように育つことが多くて、毎年10~15cmずつリングが外側に広がっていき、松茸はこのシロに沿って生えます!
このシロの場所を知らない人には、なかなか松茸を見つけることはできません。
シロは土の中の温度が19度以下になり、降水量が増える9月ごろに松茸が発生するといわれています。
シロを壊してしまうと松茸が生えてこなくなってしまうので採るときはやさしく採るようにしないといけないですね。
松茸の探し方にはコツがある
松川町「まつたけ小屋 梅松苑」
お料理はもちろん、「きのこ(松茸)狩り」現在仮予約を行っております♪
希望の日近くなって、できそうなら来ていただくような形です。https://t.co/f6DnDkFNpJ pic.twitter.com/pXbgqd7GFu— 長野県観光機構 (@yokosonagano) September 15, 2016
松茸狩りに出かけるなら、朝一で夜明けの5時ごろから山に登ることが良いとされています!
そんなに早い時間から松茸狩りをするの!?と思いますが、日没から朝までに大きくなった松茸をいち早く見つけることが大切です。
山は意外とあっという間に暗くなってしまうので、朝早く出かけて早めに切り上げましょう。
あとは、シロを知っていないと上から見ても見つけることは難しいので、斜面を下から上に見ていき松茸を一本見つけたら地面を見ながら前に進むと、松茸がある場所へ行く間に松茸が見つかる時がありますよ。
松茸が見つかりにくい理由
昨日、松茸狩りしててんけど、一個も取れんかったけど、標高2600mでこんな山道歩くだけできつかったけど、楽しかった(*^_^*)山はあんま好きじゃないって思ってたけど案外好きなのかも。でも海のが好き。断然。笑 pic.twitter.com/P0IyfLMrTf
— Risa Yokoe (@liixmii) August 27, 2013
赤松の木の周りを探してみるけど松茸が見つからない…。
実は、松茸って地上に1~2cmほどしか顔を出さないので見逃しやすいんです。
注意深く下を見ていないと踏んでしまいそうなぐらい分かりにくいものです。
本当に松茸はすぐそこなのに素通りしていることも多いですよ!
落ち葉で隠れていることがあるので、松茸がある場所から半径50cmぐらいを手探りすると良いですね。
松茸狩りに行く服装
松茸狩りの場所は基本的に山の中なので、登山と同じようなものだと考えたほうがいいですね。
万が一、何かあった場合の被害を最小限にするためにも、松茸狩りに参加する時は準備をしっかりしておきましょう!
長袖、長ズボン
服装は長袖、長ズボンが必須です!
半袖や半ズボン、スカートで行くことは禁物ですよ。
普段と同じような格好は避けて、肌の露出はできるだけ控えるようにしてください。
また、黒い服は避けて下さいね!
山の中なので一番遭遇しやすいのがスズメバチです。
スズメバチの活動時期は長く、秋の遅くの11月まで続きます!
黒色はハチにとって捕食者の色なので、ススメバチだけではなく全てのハチは「黒」にとても敏感です。
もし松茸狩りの途中でハチやハチの巣を見つけても大きな声で騒がずに静かに去るのが一番ですね。
帽子
松茸狩りは秋ですが、日差しが強く暑い日もあります。
スズメバチなどから頭を守る役割もあるので忘れないように持って行きましょう!
長靴
山の斜面や泥でぬかるんでいる場所を歩くので、しっかり踏み込める長靴を履いて参加することをオススメします。
秋は冬に備えて虫や動物が活発に活動する時期で、ムカデや蛇などに遭遇することもあるので足元にも注意が必要です。
リュック
両手が自由に使えるリュックに荷物をまとめて入れることをオススメします。
山の上り下りもリュックだとラクですね!
その他の持ち物は
- 採取した松茸を入れる袋
- 方位磁石
- 軍手
- タオル
- 飲み物
- 雨具
- 着替え
- 救急用品
- 虫よけスプレー
- 携帯電話
さらに杖があれば歩くのにラクですよ!
松茸狩りで山に入る時に気をつけること
今、高畠町に松茸狩りに来ています。収穫、望み無し…… pic.twitter.com/oZbqGD2mp2
— ふっきー 時々浮上 (@SokunoSubaru) October 7, 2015
普段香水をつけている人は香水も控えた方がいいです。
無関係そうに思いますが、実は香水に含まれる物質はスズメバチの類の攻撃フェロモンと同じ物質なのです。
そしてスズメバチも気を付けなければいけませんが、熊にも注意が必要ですね。
熊は温厚な動物ですが、いきなり出会いがしらで人と出会ったりした時などは、熊も驚いて襲ってくることがあります。
臆病な性格をしていて大きな音を嫌がるとも言われていますので、熊よけの鈴やラジオなど音の出るものを持って行くといいですよ。
まとめ
今回は、「松茸の探し方コツやポイントは?見つからない理由や服装の注意点も!」と題して、松茸狩りでの探し方のコツやポイント、松茸が見つからない理由や松茸山へ行くときの服装の注意点をまとめさせて頂きました。
松茸狩りというと山に入れば松茸がいっぱい採れる感覚がありますが、実際は違いますね。
ここで紹介した松茸狩りのポイントやコツを押さえて松茸狩りを楽しみましょう!
基本は登山と同じで服装や準備も万端にして、もしもの時に備えることも大切です。
それでは今回はここまでにさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。