こんにちはサトミです!
2019年12月21日(土)に開催される新国立競技場のオープニングイベントで、ウサイン・ボルトさんが出場されますね!
ウサイン・ボルトさんって確か、2017年に陸上競技を引退されていますよね。
今回のオープニングイベントでは、桐生祥秀さんやケンブリッジ飛鳥さんらとリレー形式で競走するそうです。
「人類最速の男」と言われたウサイン・ボルトさんですが、一体どれぐらいのスピードで走っているのか気になりますね!
そこで今回は「ウサインボルト時速何キロで走る?走り方や速い理由は?」と題して、ウサイン・ボルトさんが時速何キロで走っているのか、走り方と速い理由は何なのかまとめていきたいと思います。
- ウサイン・ボルトさんの走る速さ
- ウサイン・ボルトさんの走り方の特徴
- ウサイン・ボルトさんの速さの秘密
ウサインボルトは時速何キロで走る?
ウサイン・ボルトさんが世界記録を出した、2009年ベルリンでの世界陸上競技選手権大会100m走の9秒58という記録で見てみましょう!
計算式に表すと…
100 m / 9.58 s = 10.438 (m/s)
= 10.4284 × 3600 (m/h)
= 37578 / 1000 (km/h)
=37.578 (km/h)
平均時速38キロぐらいのスピードで走っていますね!
オリンピックに出場する短距離選手の平均速度は時速35.4キロぐらいです。
日本人史上初の9秒台となる100m走9秒98を記録した桐生祥秀さんでも計算すると、平均時速36キロぐらいなので、やっぱりオリンピックで9つの金メダルを獲得し男子100メートルの世界記録を持つウサイン・ボルトさんは速いですね~!
原付バイクの法定速度は時速30キロなので、余裕でウサイン・ボルトさんのほうが速いです。
ちなみにこの大会では、200m走が19秒19と4×100mリレーで37秒31と世界新記録連発でしたね!
ちなみにウサイン・ボルトさんのトップスピードは、なんと時速44.5キロと言われています!
もの凄い速さですよね(^^;
人間ってどこまで速く走れるのでしょうか…
ウサインボルトの走り方
走り方を見ると、他の選手に比べ横に大きく揺れながら走っていることが分かります。
動科学総合研究所所長の高岡英夫さんがこの走りを見て「トカゲ走り」と名付けました。
トカゲ走りは骨盤を揺らしながら走るため、身体には相当な負担がかかっています。
非常に大きな脊柱の伸展可動域が必要で、なおかつ関節を保護する多裂筋などの筋がしっかり機能していないとこのように走ることはできません。
簡単にマネをすると体を痛めてしまうのでやめておいたほうがよさそうです。
通常ならトカゲ走りのようなフォームは矯正されるようですが、ウサイン・ボルトさんのコーチは理解がありフォームは矯正せず、なんと3年間も筋力強化を徹底してトレーニングを行った結果、好成績を残すことができたのですね!
そしてウサイン・ボルトさんの身長は196cm、体重が94kgと他の短距離選手に比べて大柄ですよね。
短距離選手は身長が180cm台の選手が多いのですが、190cm以上の長身の選手になるとスタート時の加速で空気抵抗を受けて不利になると言われています。
ただウサイン・ボルトさんは長身の割に顔が小さいので、そこで空気抵抗を少なくしているみたいですね。
走る時の手のフォームに注目すると、グーではなくパーの状態で指の力を器用に緩ませて、力まずに走れているのも素晴らしいところです。
高身長で脚が長く歩幅が大きいため、普通は100mであれば45~46歩で走る選手が多いところウサイン・ボルトさんは41歩で走ってしまうところも他の選手とは違いますよね!
ウサインボルトのポーズ
#世界陸上 最終日、 #ウサイン・ボルト が、全種目終了後に引退セレモニーを行いました。最後はおなじみの弓を引くポーズで観客に別れを告げました(撮影・武隈周防、稲熊成之)<暢> #London2017 #IAAFWorlds https://t.co/7Z34PyLhNH pic.twitter.com/xP9x1foI1x
— 共同通信写真部 (@kyodo_photo) August 14, 2017
ウサイン・ボルト選手の有名なポーズと言えば「弓を引くポーズ」です!
このポーズの意味は「世界を射止める」という意味のようです。
2008年にアメリカで行われたオリンピックのプレゲームで9秒76の記録を出し、今まで出していた記録を更新しました。
その時に初めてこのポーズをしたのですが、直後に今まで晴天だった空に突然雷が鳴り出しました…!
そのためこのポーズは「Lightning Bolt」とも呼ばれています。
あとは、ウサイン・ボルトさんって競技の合間によくおどけている素振りを見せることもありますよね。
試合前というのは誰でも緊張します。
こうやっておどけて見せることでリラックスし、本来の力を発揮することができるようです♪
ウサインボルトの食事のとりかた
ウサイン・ボルトさんは食事にもこだわっていると言われています。
陸上選手であれば、どの選手も食事に気を付けなければいけませんが、ある工夫をしているようです。
まず、ウサイン・ボルトさんには専属の調理師がいるそうです!
専属の栄養管理士がいて食事もサポートしてもらっているとか。
【朝食】
必ずエッグサンドを食べて栄養補給。
【昼食】
麺類と肉か魚、野菜を中心とした料理
でも、量は必要以上に摂りません。
午後のメイントレーニングで摂ったものを完全燃焼させてしまうそうです。
【夕食】
鶏肉かその他の肉、ヤムイモなどの野菜やジャマイカのダンプリング
メリハリをつけて夜はたくさん食べるようですね!
【おやつ】
フルーツ
基本的に野菜とタンパク質メインの食事で、トレーニング中はあまり食べずにトレーニングが終わったらしっかり食べるというスタイルです。
この食べ方だとパフォーマンスが上がるようで、他のオリンピック選手などもこのような食べ方を取り入れているそうですよ!
ウサインボルトが速い理由は?
ウサイン・ボルトさんの幼少期に遡ります。
子供の頃はクリケットに熱中していて、学校の先生に勧められて地元ジャマイカのレースに出ることに。
当時15歳という最年少で世界ジュニア選手権優勝をしました!
このことをきっかけに、他の陸上競技の大会にも参加して本格的に競技に集中していきます。
しかし、ウサイン・ボルトさんは生まれつき脊椎側彎症という持病をもっています。
そのため走り方に特徴があったのですね。
「トカゲ走り」では不安定に揺れる背骨を、骨盤や肩でバランスをとろうと大きく揺れ動いて身体を支えようとしています。
ただでさえ走るスピードが速いので、トップスピード時の骨盤の左右非対称な動きは左右のストライドが約20センチメートルの差が出ているそう。
骨盤の揺れが揺れることによって脚に大きな負担を与えていて、これが原因で引き起こされる肉離れに悩まされていたこともあったようです。
まとめ
今回は「ウサインボルト時速何キロで走る?走り方や速い理由は?」と題して、ウサイン・ボルトさんが時速何キロで走っているのか、走り方と速い理由は何なのかまとめさせていただきました。
ウサイン・ボルトさんは平均時速38キロ、トップスピードは時速44.5キロと驚異的な速さです!
速さの秘密はいろいろありましたが、長身で空気抵抗を受けやすい不利な体格、脊椎側彎症というハンデを抱えながらも必死のトレーニングと努力で「人類最速の男」という栄冠を掴み取ることができました!
それでは今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。